機動戦士ガンダム00Vに登場するMS群

「雪崩(アヴァランチ)」という名を持つ高機動用追加ユニットを装備したエクシア。ガンダムはGNドライヴの効果により驚異的な空中制御能力を持つがスピードでは航空機に比べ劣っていた。この装備は、エクシアに対して驚異的な高速移動能力を付加する。

水中狙撃用装備のデュナメス。最大の特徴である巨大砲からはGN魚雷を発射、自らは水中に入ることなく、水中の敵を撃破する。名前の「トルペード」はドイツ語の魚雷の意味を持つ。人革の軌道エレベーター「天柱」における紛争に連続介入するため使用された。

ユニオンフラッグの宇宙型である「オービットフラッグ」のバリエーション機。コロニー建設支援作業用検証機として作られたSVMS-01AW「ユニオンフラッグ オービットパッケージ アストロワーク仕様」(アストロワークフラッグ)をベースに戦闘能力を強化し、スペースコロニー、アステロイドエリアの哨戒用にチューンした機体。

アドヴァンスドジンクスは、現場の要請にしたがい後期生産型に改良を加えたカスタム機であり、主に国連軍のエースパイロットに支給された。その生産数はジンクス全体の3パーセント未満であったが、パイロットの特性を極限まで引き出すシステムを持ち、戦場におけるミッション達成率では、ずば抜けた数値を示していた。

ヴェーダの管理下にある太陽炉搭載機を強制的にコントロールできるトライアルシステム。その効果範囲は、非常に限定されたものであった。そのためガンダムナドレに対し、その効果範囲を数十倍に広げる特殊装備が開発されていた。「アクウオス」と名付けられたその装備は、結局、実戦に参加することはなかった。

ツインドライヴの完全可動に至る前に、刹那・F・セイエイを搭乗マイスターに想定して設計されたダブルオーガンダムの近接戦闘用装備。エクシアに採用されていた「セブンソード」を進化させたもので、同様に7本の剣を持つ。ただし、それぞれの剣は大きく進化しており、エクシアの「セブンソード」とは別次元の武装へと変貌している。

ティエレンを軌道エレベーター守備専用に改良した機体。エレベーター表面のカーボンレールを移動し、そのレールから潤沢な電力供給を受けることが可能であり、主武装には、他のティエレンバリエーションでは採用されていない大出力のリニアカノンを装備する。飛行対応型モビルスーツより、高い防御成績を残した。

ケルディムの特殊装備。SAGA(サーガ)とは、Special Assault GUNDAM Arms(特殊急襲ガンダム武装)の略である。基地施設内への突入ミッションなどを想定している。そのため装備される銃は、すべて銃身が短いものに変更され、七丁もの銃を全身に装備している。銃の数は設計を担当したイアン・ヴァスティがエクシアの「セブンソード」を意識したもので、実際に開発コードでは「セブンガン」と呼ばれていた。

アヘッド強行偵察型、通称ロングテールは、艦船を使わず単独での長距離、長時間活動を可能としたアヘッドバリエーションである。アヘッドに搭載された疑似太陽炉は、稼働限界時間が存在する。本機は稼働時間を引き延ばすため、大型バッテリーやGN粒子コンデンサーの搭載に加え、疑似太陽炉そのものも一定量の粒子を長時間にわたって生産し続けるように調整されている。

カタロンの中東第三支部のクラウス・グラード専用にカスタマイズされたAEUイナクト。「サンドチャリオット」と呼ばれるタイプで、砂漠仕様のバディクラフト(ホバーキャリア)と合体している。本機に使われているバディクラフトは、イナクトのロールアウトに合わせて製造された新型。アロウズの台頭による戦況の変化と、彼が支部長という立場になったため、クラウスが本機に搭乗する機会は減っている。

イノベイターとの最終決戦に向けて開発されていたガンダムの重武装案の一つ。追加武装はエクシアのソード、デュナメスのミサイル、ヴァーチェのキャノンを参考にしている。あまりに重武装化したため機体バランスの調整が最終決戦までに完了せず、同時にGNアーチャーとの連動を考慮した場合にも、これほどの重武装は機動力低下を生み、相対的に不利になると判断された。

重武装型ヤークトアルケーは、「単独で大部隊を相手にする」ことを前提に設計された。基本武装はスローネ三機に搭載されていたものの発展型だ。本装備の基本戦略は、GNステルスフィールドによる敵部隊の孤立化。GNランチャーの長距離砲撃による先制攻撃。混乱分断した敵兵力を、GNバスターソードを使用した接近戦によって各個撃破する。

GNZ-003ガデッサなどイノベイター専用モビルスーツの試作機。ヴェーダから引き出したガンダムの設計データが使われている。特に第二世代ガンダムのGNY-004ガンダムプルトーネから、コアファイターシステムなど多くの技術が転用された。最終的に採用されたGNZシリーズは、ガンダムらしい外見は払拭されたが、これはイノベイターがアロウズの一員として戦闘に参加することを考慮しての処置である。